そんなあなたにおすすめなのが、ソウルから約30分〜1時間の場所、京畿道にある「水原(スウォン)」です。
時代劇のロケ地にもなった「水原華城」や、名物料理の水原カルビ、インスタ映えの叶うカフェ、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のロケ地などもあり、注目されています。
そこで今回は、水原を日帰りで楽しむモデルコースをご紹介します。
水原(スウォン)観光 日帰りモデルコース
ユネスコ世界文化遺産に登録された水原華城(スウォンファソン)でお馴染みの水原。ソウルから日帰りの旅行先としても人気のある都市です。
今回、私は約5時間で水原観光を楽しんだので、時系列とあわせておすすめのスポットを紹介していきます。
- ソウルから地下鉄に乗って水原へ
- 水原カルビを食べる
- ウ・ヨンウのロケ地へ
- 水原華城を散策
- 水原華城を見渡せるおしゃれカフェで休憩
- 水原から地下鉄に乗ってソウルへ戻る
11:00 ソウルから水原への行き方
ソウルから水原へは、高速鉄道、地下鉄、バスで行くのが一般的。今回、私は2号線「合井駅」に周辺に泊まっていたので、地下鉄を乗り継いで向かいました。
2号線「合井(ハプチョン)駅」から「新道林(シンドリム)駅」で1号線に乗り換え、その後「水原(スウォン)駅」まで鈍行で。 金額はオール地下鉄なので、片道₩1,950 でした。安い!
ソウル駅や龍山(ヨンサン)駅からは特急もあるので、自分が泊まっている場所からどこが近いか探しましょう。
今回はソウルや龍山まで行って特急に乗るのと、地下鉄で時間が変わらなかったので、地下鉄をチョイス。Google Mapで調べると、どこから向かうのが早いかわかります。
11:30 〈예박사 イェバクサ〉で水原カルビを食べる
水原といえば、名物料理の水原カルビは外せない!
水原は、かつてソウルへ向かう地方特産物が集まる中間地点として、全国3台牛市場のひとつに数えられる場所だったのだそう。
水原カルビを調べていると割と値段が高いところが多い。サムギョプサルと違って、牛肉なので高いのはしょうがないんだけど、せっかく行くならコスパの良い場所に行きたい…!ということで探したのがこちら〈イェバクサ〉。
韓国で食べる焼き肉は、定員さんが焼いてくれることが多いんだけど、ここはセルフなのでその分お安く食べられる◎
注文したのは2つの味がセットになった「ヤンニョムカルビと生カルビのセット」₩55,000。900gでこのお値段なので高コスパ! 程よい脂とやや甘めの味付けで食が進む〜!
5人なのでペロッと食べてしまい、追加でミスジのセットを注文。食べごたえのある大きさなので、ハサミでカットしつつ食べました。ミスジの方があっさりめ、個人的にはカルビの方が肉の旨味を感じて食べごたえがあって、好きだったな〜!
おかず、お酒、水はセルフなので自分で持ってきます。写真左の大根と玉ねぎの醤油漬けがおいしかった。サンチュはサンチュセット(₩3,000)を頼む必要あり。
〆に水冷麺とビビン麺を注文。
水冷麺がさっぱりしてて、カルビの後の胃を整えてくれました。
〈예박사 イェバクサ〉の住所、営業時間など
住所:경기도 수원시 팔달구 구천동 수원천로 235
時間:11:00〜22:00、年中無休
お昼時には地元の人がたくさん訪れていて、昼からわいわいとビールを飲みながら楽しんでいました〜!
13:00 『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のロケ地〈ウ・ヨンウ キンパ〉
お腹もいっぱいになったので、水原の街中を歩きつつ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のロケ地まで向かいます。〈イェバクサ〉から徒歩約30分。バスやタクシーで行くこともできますが、歩いていくと町並みがだんだんと変わっていく様子を楽しめます。
水原にあるのは、ウ・ヨンウのお父さんが営業していたキンパ屋のロケ地。ドラマでも何度も映っていましたよね?
実際はキンパ屋さんではなく、〈かざぐるま〉という日本食屋さんなのですが、当時のままに看板が飾ってあります。
ウ・ヨンウになりきって、お店の前でパシャリ。訪れた日はお休みでしたが、ロケ地を見にファンが訪れていましたよ。
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のロケ地〈かざぐるま〉の住所、営業時間など
住所:경기도 수원시 팔달구 신풍로23번길 61
時間:11:30〜21:00、水曜休み
13:30 散策をしながら〈水原華城(ファソン)〉へ
水原市の中心部を取り囲むようにして建つ壮大な都城が「華城(ファソン)」。無料で観覧できるので、水原に来たらぜひ訪れて欲しい場所。
朝鮮王朝後期の1794年、第22代王・正祖(チョンジョ)が父を悼み、2年8ヶ月かけて造ったのだそう。建築史的にも高い価値を有する城郭としてユネスコ世界文化遺産に登録されています。
総面積130ha、全長は5.7km! 全部歩くと大変なので、「華西門」や「長安門」周辺を歩くと街中を見渡せます。ウ・ヨンウキンパからは華西門が近いです。
住所:경기도 수원시 장안구 영화동 320-2
時間:24時間
14:30 水原華城を見渡せるカフェ〈HEOL〉
〈水原華城〉の散策を楽しんだあとは、長安門周辺のカフェでひと休み。ルーフトップカフェがいくつかあるので、気になった〈HEOL〉に入ってみました!
目星を付けていたところが休みでしたが、ここが大ヒット!人も少なくて、ルーフトップから水原華城を独り占めできました。
2階、3階、ルーフトップと座席があり、ルーフトップからは長安門を眺められます。インスタ映えも叶うので、ここでぜひ撮影を!
ルーフトップカフェ〈HEOL〉のメニュー
アメリカーノは₩5,500と、少し高めな価格設定。シグネチャーのソオルムコーヒーは、デザートっぽい、まったりした感じのミルクコーヒー。上にクリスプが乗っています。
フードで選んだワッフルは結構なボリューム。季節によってフルーツが変わるみたいで、今回はバナナとベリーでした。ワッフルの上にはアイスクリームとキャラメルチーズクリームがたっぷり。ワッフルのカリッと感とアイスとチーズの濃厚な味わいが相性抜群でした。
5人でコーヒーとワッフルで₩43,500となかなかのお値段でしたが、雰囲気も含めて大満足◎
〈HEOL〉の住所、営業時間など
住所:수원시 팔달구 정조로902, 북수동8-1 2층,3층,rooptop
時間:月-木 12:00〜22:00、金-日 12:00〜23:00
〈HEOL〉が混んでいても、いくつかルーフトップバーがあるのでご安心を。隣の〈Paletscent〉もInstagramで人気のカフェです。
16:00 水原からソウルへと戻る
時間に余裕がある場合は、夜の水原も楽しみましょう。チメッを楽しめるチキン通りもあるので、昼水原カルビ、夜チキンなんてのもおすすめ。時期によっては、水原華城の夜間ライトアップもあります。
私はソウルで夜ご飯を食べる予定があったので、少し早めに帰路へ。行きと同じように地下鉄を乗り継いで帰ります。タイミングが合えば、特急列車に乗ると時間も短縮できます。
ソウルからたった1時間なのに、地方都市の雰囲気を楽しめて、のんびりした時間を過ごせました。何度もソウルを訪れている人や、ソウルに長めに滞在する人に、ぜひおすすめしたいエリアです。
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